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介護業界で働きたい子育て世代をサポート。最適な「居場所」を見つけるための伴走者に

「いつからでも、どこにいても、誰もがより良い『働く』に出会える社会へ」という、スタッフサービスグループのVision

この記事では、私たちスタッフサービスグループがどのような想いでカスタマーや派遣先に向き合っているかについて紹介します。

今回は、医療・介護分野の人材総合サービスを展開するスタッフサービス・メディカル(以下、SSM)で営業担当として活躍する倉掛 萌(くらかけ・もえ)に話を聞きました。

倉掛 萌(くらかけ・もえ)
スタッフサービス・メディカル 首都圏西ブロック 池袋介護オフィス

真剣に仕事を探している派遣スタッフに寄り添う伴走者でありたい

入社3年目の倉掛さんは、介護領域の人材サービスの営業として活躍していますが、入社のきっかけは?

倉掛:大学時代にインドネシアのインターンシップに参加したことですね。初めての海外インターンシップで不安なことだらけでしたが、フォロー担当の方がこまめにフォローをしてくれたお陰で安心して乗り越えることができました。

支えてくれる人の存在の大きさを学んだことをきっかけに、「私も誰かの力になりたい!」という想いが強くなりました。社会的マイノリティの社会課題にも興味を持つようになったのもこのときから。障がいのある方が通う教育支援施設でアルバイトをするようになると、彼らが施設を卒業した先にある社会での「居場所」をつくれるような仕事がしたいと思うように。なかでも就業支援ができる会社で働きたいと、スタッフサービスに入社しました。

人材派遣というアプローチで、やりたかった仕事を実現している倉掛さんですが、仕事をするうえで心がけていることやこだわっていることについて教えてください。

倉掛:入社してすぐは「早く目標を達成しなきゃ…」と焦ってしまったり、自分がやっていることが誰かの役に立っているのか不安でしたね。想像していた以上に自分と違う考えを持っている人がたくさんいることにも驚いて、どうサポートすべきか悩んだこともありました。

さまざまな価値観のある派遣スタッフと出会うなかで、仕事の話だけでなく、プライベートな話も含めてその人の人生について掘り下げて聞くようになってから、「自分とは異なる人生だけれど、そういう考え方もあるかも」と、気持ちに寄り添えるようになりました。

今でも、一人ひとりの派遣スタッフを深く知ろうという気持ちでコミュニケーションを取るようにしています。働く条件の先にある人柄やバックグラウンドまで知ったうえで、その人の伴走者になれるよう心がけています。派遣スタッフ一人ひとりと向き合い、深く関われることは、人材派遣業界ならではの醍醐味でもありますね。真剣に仕事を探している人の力になれるよう、日々奔走しています。

倉掛さんが仕事をするうえで、課題に感じることはどんなことですか?また、それに対してどんなアプローチをしているのか教えてください。

倉掛:資格や経験はあるのに、今は制限があって働き口が見つからないという人はたくさんいます。私が所属しているSSMでは、子育て世代の方が登録されることが多いです。家庭の事情などの条件を変えることはなかなか難しいので、派遣先に就業条件をあわせてもらう必要があります。派遣先には「働く時間は限られますが、しっかりと仕事に向き合おうとしていますよ」などと、派遣スタッフの現状を必ず伝えるようにしています。

私は東京23区の中で、複数の区を担当しているのですが、A区なら△△さん、B区なら□□さん…というように、常にエリアごとにどの派遣スタッフが今仕事を探しているかな?とイメージしながら営業するようにしています。派遣先から依頼をいただいたときは、その派遣スタッフのことを思い浮かべながら「このような条件の人ならご紹介できますが、いかがですか?」と具体的に提案をしていくことで、その派遣スタッフの希望に近づけられるようにアプローチをしています。

多くの派遣スタッフの就業サポートをされていると思いますが、倉掛さんにとって印象に残っているエピソードはありますか?

倉掛:子育て世代の場合、家庭環境やシフトの面で派遣先への紹介がなかなかうまくいかず、歯がゆい思いをすることも少なくありません。

まだ小さいお子さんがいらっしゃるため、面倒を見てくれる親御さんの仕事が休みの曜日だけ、週1回6時間以内の勤務で就業したいという派遣スタッフを担当したことがありました。難しい就業条件ではありましたが、未経験ではあるものの、介護の資格をお持ちでとても意欲的だったので、そこをしっかりとアピールして派遣先に交渉を重ねたところ、職場見学までこぎつけることができました。職場見学当日のお子さんの預け先の確保についてもサポートしました。しかし、条件が折り合わず、就業に至ることができませんでした。その方が「働きたくても、限られた条件だとなかなか受け入れ先もないですよね…」と、肩を落としている姿を目の当たりにして、悔しい思いをしました。

たとえ限られた就業時間であっても、派遣スタッフの「働きたい」という想いにきちんと向き合い、一人でも多く派遣先とマッチングさせたいと強く感じた出来事であり、いまの私の原動力になっています。

一人ひとりにとって最適な「居場所」を見つけるきっかけをつくりたい

最後に、倉掛さんにとって「より良い『働く』」とは?

倉掛:人が働くうえではさまざまな「居場所」があります。私にもスタッフサービスという居場所があるように、社会的に自分の居場所が認められていることは、人が生きていくうえでとても大事なことだと思います。だからこそ、一人ひとりに寄り添える伴走者でありたい。適材適所があるはずなので、その人にとっての最適な居場所を見つけるためのきっかけをつくっていけたら。今年から営業リーダーにもなったので、メンバーにもいま働いている場所が居場所だと感じてもらえるようにしたいですね。

介護業界は人材不足ということもあって、どうしても企業さんは長時間、柔軟に働ける人を求めがち。でも、せっかく採用してもすぐ辞めてしまっては意味がありません。何らか働くことに制限はあっても、仕事に前向きに取り組んでくれる方であればちゃんと続けてくれるはず。そのことを派遣先に理解してもらい、一人ひとりにとって働きやすい就業条件にしていただけるように、これからもアプローチし続けていきたいですね。今まで受け入れ先を見つけることができなかった派遣スタッフが全員受け入れてもらえるようなマーケットをつくることが目標です。

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