見出し画像

就職・転職活動中の人は約2割。そのうち未経験の仕事を希望する人は?

スタッフサービスグループでは全国の20~70代の男女4,441名に聞いた就職・転職に関する調査をおこないました。

コロナ禍で加速したキャリアの自律やライフスタイル重視の高まりにおいて、これまでに経験のない仕事や、業界や職種を越えた転職への希望度に着目しました。

就職・転職活動中の人は、どのような希望を持って活動を進めているのでしょうか。

調査①:就職・転職活動をおこなっている人は全体の約2割

まずは、どれくらいの人が就職、転職活動をおこなっているのかについて調べました。

企業の情報収集や応募をしているなど、就職・転職活動をおこなっている人は全体の19.6%でした。年代別でみると、20代で37.4%、30代で30.7%と、3割以上の人が就職・転職活動をおこなっており、若年層ほど就職や転職の意向が強い傾向がうかがえます。


調査②:就職・転職活動をしている人の約半数が未経験の仕事を希望

就職・転職活動をおこなう際、次の仕事はどんなものを希望するのでしょうか。

Q1で「実際に応募をしている」「応募企業を探すために、具体的に情報収集をしている」「具体的ではないが、良い企業はないか情報収集をしている」と回答した人に聞いたところ、全体の54.4%が業界もしくは職種、いずれも未経験の仕事を希望していることがわかりました。
年代別でみると、20代の66.0%が業界もしくは職種、いずれも未経験の仕事を希望。その中の32%は「(業界・職種ともに経験のない)未経験の仕事」を希望しており、ほかの年代と比較しても高い結果となりました。

また、50代以上でも19.3%が業界・職種ともに未経験の仕事を希望しており、全世代で一定の「(業界・職種ともに経験のない)未経験の仕事」への希望がうかがえます。

▲未経験の定義
※グラフ内の「*」は回答数が些少のため、参考値となります


調査総括:キャリアの自律意識やライフスタイル重視の志向が加速し、これまでに経験のない仕事に挑戦したい人が増加

コロナ禍は、人々の就労観の変化が加速させ、自分の人生やキャリアを主体的に考えるきっかけとなりました。それを通じて、キャリアの自律やライフスタイルを重視した柔軟な働き方を求め、異業界や異職種に越境転職をする人や、経験のない仕事や浅い仕事に挑戦する人が増えています。これはスタッフサービスグループで働く人々も同様です。

例を挙げると、若年層では、あえて職種を絞り、さまざまな派遣先で経験を積む意欲のある方、30~40代では育児や介護などで働いていない期間のあり、新たに職を探す方、50代以上では社会貢献や人とのつながりを求めて働きたい方。そんな方たちが、一歩踏み出す機会として派遣を利用することが増えています。派遣で働く期間を「長く働くための準備期間」として捉え、自分に合った働き方を見つけたり、仕事で必要な知識やスキルを蓄えたりする期間として活用しています。
 
私たちは派遣スタッフとして一歩踏み出す際に安心して働いていただけるよう、eラーニングや資格取得支援、一人ひとりの可能性を見出すマッチングなど、さまざまな支援をおこなっています。
 
ぜひ、キャリアを考える際の選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

<調査概要>
■調査方法:インターネット調査
■調査期間:2022年11月25日(金)~11月28日(月)
■調査対象:全国の男女20~70代
※ただし「学生」、「本人または同居家族に人材派遣業従事者がいる方」は対象外
■調査サンプル数:4,441名
※本調査リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【スタッフサービス・ホールディングス調べ】とご明記ください
※構成比の数値は四捨五入しているため、合計が100%にならないことがあります


▼そのほかの調査記事はこちら

▼関連記事はこちら


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!