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「3つの”ど”」で劇的に変わる!愛される人の話し方「クッション言葉」

一人ひとりが「働く」について考えるための“ヒント”になるような動画を配信している、スタッフサービスグループ公式YouTubeチャンネル「チャンスを。チャンネル」から、仕事に役立つヒントをお届け!

今回は、企業研修トレーナー伊庭 正康(いば まさやす)が、「職場で愛される人の会話術」についてご紹介します。


ココロを聞かない人は好かれない

心というのは、相手がどんなことを思ってらっしゃるかに関心を寄せているかどうかです。一見、難しいと思ったかもしれませんが、全然難しくありません。職場で使える技を紹介します。

「3つの”ど”」を使えば解決

「どうして、どんな、どのよう」をぜひ使っていただきたいと思います。

例えば、新しい職場に配属されたとき、上司や先輩と仲良くなりたい。そんな時にちょっとした雑談ができたらいいですよね。そこで登場するのが、「どうして、どんな、どのように」です。

Aさんという先輩に対しての、会話の例はこんな感じです。

私:Aさんって、週末どんなことされてるんですか?
Aさん:週末は子供がサッカーやってるので、送り迎えをしてるよ。
私:そうなんですね。息子さん、どんな感じなんですか。
Aさん:大したことないんだけどね。毎週毎週、サッカーの練習だけはしてるの。
私:素敵ですね。どのようにサポートされてらっしゃるんですか?
Aさん:サポートは全然できてないんだけど、リフティングに付き合ったり、パス回しにちょっと参加したりしてるよ。
私:そうなんですね。聞いてもいいですか。コーチがいらっしゃるのにどうしてAさんも?
Aさん:私も子供の頃サッカーをやっていてね。ちょっとぐらいだったらお手伝いできるかなと思ったんだ。

この、「どうして、どんな、どのように」というのは、拡大質問といいます。

拡大質問は、文章で答えてくださるような質問のことをいいます。一方で拡大質問ではない質問は、限定質問といいます。限定質問は、「はい」か「いいえ」もしくは単語で答えられるような一問一答形式の質問です。

クッション言葉を使おう

拡大質問の「どうして、どんな、どのように」を使う以外に、もう一つポイントがあります。それは、クッション言葉です。

「聞いてもいいですか?」「差し支えなければ伺ってもいいですか?」「勉強の意味で聞いてもいいですか?」「あるとすればどんなことがありそうでしょうか?」「Aさんだからこそ、伺ってよろしいでしょうか?」

それぞれ、よく使う言葉です。ぜひこのクッション言葉も使ってみてください。すると聞き上手に一気になります。

「クッション言葉」と「3つの”ど”」。その中でも特におすすめのフレーズがあるんです。困ったときは「どんなこと」を使ってください。「どんなこと」は万能薬です。

私:Aさん、差し支えなければ伺っていいですか?
A:いいよ。
私:どんなことがおありなんですか?


コトを聞くだけでなく、ココロを聞けば必ず好かれる

「職場で愛される人の会話術」のポイントは、コトを聞くだけでなく、しっかりと相手の心も聞くことです。
そうすることによって、良好な人間関係を築くことができます。そして、あなたがもっともっともっと愛されポジションに収まること間違いありません。

ぜひ、「どうして、どんな、どのように」を活用してみてくださいね!


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