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#2月の「オー人事」〜足を引っ張るリーダーと、ランチを不味くするメールと〜

大きな声では言えないけれど、働くみなさんが日々の仕事の中で感じる違和感やモヤモヤを、付箋ふせんに書いてそっとお届けしているSSG公式Instagram企画「#今週のオー人事」。 

グッと冷え込んだ2月。
地域によっては、仕事が大雪の影響を受けた、積雪で出勤するのが大変だったという方もいらしたことでしょう。

普段はあまり目につかないような、ちょっとした「オー人事」のタネみたいなものも、そういったトラブルや非日常のタイミングで顕在けんざい化して、わたしたちを苦しめたりするものです。

それでは今月のオー人事を振り返ってみましょう。


 リーダーがチームを引っ張らずに足ばかり引っ張る。

あなたは職場ではリーダーの立場ですか。
それとも、チームメンバーですか。 

どんなリーダーも、元々はチームメンバーからスタートしているはず。

そのころの経験から、リーダーとはこうあるべき、自分がリーダーになったらこうしたい、などと想像をふくらませていたかもしれません。

何もしてくれない、戦ってくれないリーダーにガッカリしたことがあるからこそ、いざ自分がリーダーになったときに、例えば頻繁に現場に出て手を動かしてみたり、力の入ったチームの大方針を立ててみたり、チームメンバーたちに事細かに指示を出してみたり。

けれど、それがかえってチームメンバーを邪魔していたり、萎縮させてしまったり。

そこで初めて気づくのが、何もしないリーダーのありがたさだったりするのです。

リードするだけがリーダーじゃない。
組織のあり方やリーダーシップって奥深いものですね。

 

今年のバレンタインも平日かぁ……

「8割の人が職場のバレンタインデー文化に反対」
「6割の男性が義理チョコを嬉しくないと思っている」 

もう5億回ぐらい繰り返されている議論ですが、
今年もやはり冒頭のような見出しのニュースが報じられていました。

けれど2割の人が賛成していたり、4割の男性が嬉しいと思っているからこそ、職場のバレンタインデーは今年もやってくるのです。

バレンタインデーもよいのですが、例えば同じ2月の行事として、「職場の節分の豆まき」を普及させてみるのはどうでしょうか。 

日頃の振る舞いを思い返して、部下や後輩に厳しめに接しちゃってるかも、自分ってもしかして「鬼上司」「鬼先輩」なんて思われてるかも、という人々が、節分の日には率先して鬼のお面をかぶって出社しまして、その他の社員たちに「鬼は外!鬼は外!」と豆をぶつけられるのです。

元野球部など体育会系の社員は、豆の投てき速度を磨いたり、急所への狙いに全力を注ぎ、スイーツづくりに自信のある社員は、まいた後に食べる豆のアレンジに趣向をこらすのも良いかもしれません。

お調子者の社員は境内のお相撲さんのようにまげかみしもで登場すれば盛り上がるでしょうし、対する鬼役は、お面の精度や鬼になりきる演技力、やられっぷりによって日頃の汚名を返上するチャンスでもあります。

どうでしょうか。

バレンタインデーよりよほど建設的で、エンタメ性もあり、さらに職場に福が来ることうけあいな「職場の節分の豆まき」。

あなたの職場でも、ぜひ導入をご検討ください。

 

仕事でスキルアップした。…先輩の丸投げスキルもアップした。

スキルアップしてますか?
丸投げしてますか?

 スキルアップするほどに、できる仕事の範囲や裁量が増えて、新たな仕事を任されやすくなる。結果として、丸投げのような仕事の振られ方をすることも増えてしまう。育ち盛り、働き盛りのビジネスパーソンにとっては、あるあるだと思います。 

業務のかたわらで自分を磨き、スキルアップすることの大変さは言うまでもありませんが、実は仕事の丸投げにも高度な「スキル」が必要であることは、あまり知られていません。

厚顔無恥こうがんむち、正々堂々、小細工なしに正面切って丸投げしてくる一部の奇特な方は別として、多くの社員は、できれば嫌われたくない、恨まれたくない、可能な限り波風立てずに、穏便おんびんに丸投げしたい、などと思うものです。

「君に任せたい仕事が」「君のキャリアのために」などといった時代遅れの丸投げワードで火に油を注ぐのではなく、例えば…… 

・投げずに置いておく。
 「親切な人にひろってもらうんだよ」などと言ってオフィスの隅に置いておく。
 
・極限まで出世する。
 社長ともなれば丸投げして当たり前。
 
・逆に失脚する。
 反対勢力に追い落とされて仕事を奪われる。 

どうでしょう。

丸投げスキルを磨くより、自分で仕事した方が絶対早いですね。

 スタッフサービスグループでは、派遣スタッフのみなさんのスキルアップを応援するさまざまな講座やeラーニングをご用意しています。
もし興味がありましたら、一度覗いてみてください。

「午後イチまでによろしく」というメールがせっかくのランチをまずくしました。

「今週のオー人事」シリーズの第一回は、「ゴールデンウィーク明けの〆切は法律で禁止してください…」でした。

「ゴールデンウィーク明けの〆切」をはじめ、「月曜の朝イチまで」「午後イチまで」という仕事の振り方の罪深さ。

わかりますでしょうか?

 「ゴールデンウィークに入るまで、だとキビシイだろうから、一週間〆切を伸ばしてゴールデンウィーク明けまで時間あげるよ

今週中とはさすがに言えないから、週明けの月曜朝イチまで待つよ

午前中いっぱいだと大変だよね。午後イチまで粘ってもらって大丈夫だよ」 

……的な、自分自身は何の譲歩も負担もしていないのに、あたかもこちらに時間を与えてやっているかのような恩着せがましさと、人の休みや、ランチタイムを平気で奪う強欲ごうよくさの合わせ技一本。

それならいっそのこと「時間なくて申し訳ないけど、午前中までになんとか。終わったらランチご馳走するからさ」とでも言ってもらえれば、時間がなくても、むしろやる気になってがんばれるのに。

職場の貴重な癒し時間、ランチタイムは楽しく過ごしたいものですね。 


 スタッフサービスグループは、こういった「オー人事」なできごとを言葉にしてみんなで共有し、みんなで笑い、みんなで怒り、そしてときどき反省し、お仕事にまつわるいろんな課題を可視化することで、日本中の職場が、ほんの少しずつでも居心地の良い場所になればよいな、と考えています。 

スタッフサービスグループは、『誰もがより良い「働く」に出会える社会』を目指します! 

……以上、「2月のオー人事」振り返りでした。

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