【ビジネススキル】忙しい人必見!「ECRSの法則」で生産性を高めよう
今回は、生産性を高める方法、「ECRS(イクルス)の法則」について、ご紹介します。
「ECRSの法則」を知る
「ECRSの法則」は、無駄なことせず、より効率的に進めるために絶対に知っておくべき法則です。
ECRSは、それぞれ頭文字になっています。順番にご紹介していきましょう。
E:Eliminate(排除)
最初にすべきことは、“Eliminate(排除)”です。結果に影響しないことであれば、思い切ってやめてしまいましょう。
無駄なこと、考えてみると案外いろいろありますよね、打ち合わせ、作業、まとめ資料…
それがなくても結果に影響しないとわかれば、一度やめてみることを検討してもいいかもしれません。
C:Combine(結合)
無駄なことをやめた後でも、タスクは残ります。
次にやるのは、“Combine(結合)”です。一石二鳥でできないかを考えてみましょう。
Aという作業をしたら、次に必ずBという作業が待っている。そんな時は、Aの結果を、同時にBにも流用できるように考えてみてください。
例えば、よくレポートや報告書を作成する方であれば、Aのレポートを書く時に、Bのレポートにもそのまま流用が効くようなフォーマットで作成できないかを考えてみる。そのまま活用できるのであれば、一石二鳥ですよね。
複数のタスクに応用ができるような方法を、ぜひ考えてみましょう。
R:Rearrange(交換)
次やることは、“Rearrange(交換)“です。
例えば、ものの置き場所を変更することによって、移動距離が短くなることがよくあります。工場で、ある鉄板を運ぶのに20歩歩く必要がある場合は、置き場所を変えると3歩で済むようになる。…効率的ですね。
オフィス内であれば、コピー用紙を取りに行く、はさみを取りに行く、何でも構いません。移動距離を、今よりも少なくできる場面はないでしょうか。
もしくは、誰かにお願いをするというのも、自分の仕事を誰かに交換することになります。
置き場所を変更できないか、誰かにお願いできないか、ぜひ考えてみてください。
S:Simplify(単純化)
最後は、Simplify(単純化)です。
もっと作業の手間を省けないか、簡単にする方法を考えてみましょう。
例えば、メールをよく使う場合、1から文章を打つと時間がかかります。そんな場合は、テンプレートを何種類か用意しておく。そうすると、毎日の作業が簡単になりますよね。
10行かけて書いていた文章を箇条書きにしてみるのも、単純化のひとつです。
このように、何か作り置きをする、もっと簡単にする、そんな方法を考えてみてください。
ECRSの法則は順序が大事!
ここまで、「ECRSの法則」をご紹介しました。
実はECRSは、順序も大事なんです。
無駄なことを効率的にやることほど無駄なことないですよね。
まずは無駄なことをやめることから始めてください。
E→C→R→Sの順が成功のカギです。
これを続けていくと、もっと効率化ができるはず。ぜひチャレンジしてみてください!
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