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今さら聞けない…?初心者向け「ChatGPT」活用術

最近、“ChatGPT“という言葉をよく耳にしますよね。
「なんだか難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
 
安心してください。世の中の誰もが、ChatGPTの初心者です。
今回は、企業研修トレーナーの伊庭いば 正康まさやすが「ChatGPT」の活用術を紹介します。


ChatGPTの活用、何から始めるべき?

「ChatGPTって便利そうだけど、何に使えばいいんだろう…」

まずは、メールなどの文章作成の手間を省くところからチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
ChatGPTは、文章生成がとても上手です。
もちろん、何かを検索することもできますが、文章作成能力が特に注目されています。


どこからアクセスすればいいの?

早速活用したいと思って「ChatGPT」と検索しても、記事が乱立していてアクセス方法がわかりにくいですよね。

そんな時は、「Open AI」という会社のサイトにアクセスをしてください。ChatGPTを開発した会社です。「OpenAI ChatGPT」のキーワードで検索してみるといいかもしれません。
 
サイトにアクセスしたら、まずはアカウント作成してログイン。そうすると、検索窓が出てきます。検索窓に文字を入力して、Enterを押したら、あっという間に文章が出てきます。


活用のコツは?

ChatGPTを使っても、思い描いていた文章が上がってこないという声もよく耳にします。
より有効に活用するためには、どんな指示を出すか、命令文が大切なんです。この命令文のことをChatGPTでは、「プロンプト」といいます。

例えば、こんなプロンプトを書いてみます。

・取引先に「在庫の確認」をするためのメール
・ご案内いただいた新製品「A」を10個
・できれば今月に納品いただけると嬉しい
・200文字で
・丁寧な言い回しで

これぐらい、細かく丁寧に書いてみてください。
このプロンプトでEnterを押すと、このような文章が生成されました。

拝啓、お世話になります。
お忙しい中、いつもお取引いただき誠にありがとうございます。

このたびは、ご案内いただいた新製品「A」に関しまして、
在庫の確認をさせていただきたくご連絡差し上げました。
恐れ入りますが数量としては10個の納品が可能でしょうか。
可能でございましたら、できる限り今月中の納品を希望いたします。

ご都合に合わせて調整させていただきますので、
お手数ですが在庫の確認と納品の可否をお知らせいただければ幸いです。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

いかがでしょうか。ChatGPTがわずか20秒程度で生成した文章です。
このままメールに活用するには少し違和感があるので、下書きとして活用し、修正する必要がありますが、ぐっと時間短縮ができそうですよね。


まとめ

今回は、ChatGPTの活用方法についてご紹介しました。

文章作成やビジネスメールに苦手意識のある方も少なくないと思います。
迷ったときは、ChatGPTもうまく活用し、文章作成の参考にしてみて下さい。
 
ただ、ChatGPTの使用を、情報管理の観点で禁止・制限している会社もあります。活用する前に、会社の規定をよく確認し、規定に従って使ってみてくださいね。

まずはいろいろ試して遊びがてら、使ってみるのがおすすめです!


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