「ECRSの法則」の”E” 無駄な作業から解放されよう!
今回は、無駄な作業から解放されるべく、ECRSの法則の"E”、Eliminate(排除)について詳しく解説します。
準備の際、まず結果に影響するかを考える
そもそも、無駄なことには、どんなものがあるでしょうか。
普段からおこなっている仕事では、何が無駄なものか判断がしにくいものです。
考え方の例を挙げてみましょう。
準備の際に、結果に影響するかを考えてみると、いろいろな無駄が見えてきます。
例えば、報告書を書く際に、5枚書いているものを1枚で済ませられないでしょうか。
1枚で済ませることによって結果が変わるのであれば、変更するのは難しいですが、変わらないのであれば、思い切って1枚にすることも、生産性アップのための方法です。
文章を考えるのが苦手で考えるのに時間がかかってしまう場合、箇条書きで済ませられないでしょうか。“文章を書く”という作業そのものをやめてしまうということですね。
カラーコピーでなく、モノクロで済ませることを考えてみるのもおすすめです。会議資料をカラーでプリントアウトするとなると、配色を考える必要があります。場合によっては、写真をより見やすくすることも考える必要があるかもしれません。社内会議であれば、そこまでしなくてもいいかもしれませんよね。
また、メールで済ませることはできないか、考えてみるのも一つです。例えば、打ち合わせです。対面でもオンラインでも、会って話をすると、その分時間がかかってしまいます。1回の打ち合わせであっても、移動時間も含めると1時間、2時間と時間がかかってしまうかもしれません。
会って話をするのが必要がある場合ももちろんありますが、メールに変えても結果に影響しない場合は、状況に応じてメールでのやり取りを検討をしてみてもいいかもしれません。
Eliminate(排除)のキーワードは?
無駄な作業を排除していくキーワードは、「済ませられないか?」です。
準備の段階で、「~~だけで済ませられないか?」という考え方をしてみてください。
こんなイメージです。
ぜひ「済ませられないか?」というキーワードを、活用してみてください。
仕事を頑張れば頑張るほど、やりたいことが増える一方で、残業が増えたり生産性が悪くなったりと、悩む方も少なくありません。何かをやめないと、作業はどんどん増えていきます。
結果に影響しない場合は、あえて「これだけ済ませられないか?」というフィルターを作ってみるのがおすすめです。
無駄が少なくなるだけで、生産性がぐんと上がります。
ぜひ、活用してみてくださいね!
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