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未経験から半導体業界にチャレンジ!目の前のチャンスは前向きに受け止めたい

コロナ禍で急激に進んだITやDXを支える産業構造の変化により、人材不足が加速していることや、働く個人のキャリア観の変化などから、「リスキリング」という言葉をいたるところで耳にするようになりました。

リスキリングとは、新しい職業に就くため、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させることです。近年では、特にデジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わるであろう職業につくためのスキル習得を指すことが増えています。

リスキリングとは ―DX時代の人材戦略と世界の潮流― 
リクルートワークス研究所 人事研究センター長/主幹研究員 石原直子

この記事では、スタッフサービス・エンジニアリング(以下、SSE)で未経験から半導体業界のお仕事にチャレンジし、スキルアップやキャリアチェンジを叶えた佐々木ささきひとしさんのストーリーを紹介します。

佐々木 仁(ささき ひとし)さん(宮城県在住)
スタッフサービス・エンジニアリング エンジニア写真

「私は受け身だけど、目の前のチャンスは前向きに受け止めてきたつもりです」と語る、佐々木さんのストーリーをぜひご一読ください!


前職はイベント企画・制作会社

前職は、新卒で入社したイベントの企画・制作会社で約4年半働いていました。イベントの企画提案から当日の設営・オペレーションまで、幅広く取り組んでいました。勤務時間が不規則だったり照明や音響などの重い機材を運んだりと、体力勝負の仕事ではありましたが、もともとライブやバンドが好きで入社したこともあり、仕事はとても楽しかったです。

しかし、新型コロナウィルスの流行とともに業界は一変。真っ先に規制がかかり、普段当たり前におこなっていたことが何も出来なくなってしまいました。休業状態が続き、この先どうなるかもわからない。そんな不安の中で、転職を決意しました。


SSE入社のきっかけ

「手に職をつけられたらいいな」「スキルアップができたらいいな」と思いながら始めた転職活動。やりたいことが明確に決まっておらず、当初はエンジニアになりたいという強い意志もありませんでした。でも、決まっていないからこそ、プロジェクトが豊富にある派遣エンジニアとして働き、スキルアップしながら将来を考えてみるのも一つの手かもしれないと思ったんです。

派遣会社を調べていく中で、SSEはスキルアップ・キャリアアップのための制度が充実していそうだと思ったのが入社の決め手でした。正直、派遣会社には良くないイメージもあったのですが、結果的に入って正解だったなと今は思っています。


1社目はどんな仕事からスタートした?

2019年9月にSSEに入社。最初の就業先は大手半導体装置メーカーで、約1年半就業していました。業務内容は、クリーンルームの生産ラインの中でおこなう、半導体製造装置に使う部品の洗浄と検品です。エアブローを使って部品に付着する細かな塵を飛ばしたり、目視検査をして仕分けをしたりすることが、主な業務内容でした。初めのうちは、製造業界・半導体業界の専門用語が飛び交う環境に戸惑いました。部品の名前も暗号のように感じ、部品名とその物が頭の中で一致しないことも…。日々の繰り返しで徐々に慣れていきました。

半導体製造プロセス体験型研修に参加

半導体製造プロセス体験型研修の様子

次の就業先へ移る際、せっかく足を踏み入れた半導体業界なので、せっかくなら次の就業先でもこれまで培った知識や経験を生かしたいと考えていました。そんな時に、営業担当から「半導体製造プロセス体験型研修」の案内があったんです。

半導体製造装置メーカーで就業していましたが、半導体そのものの知識はほぼ0に等しい状態。「こんなレベルで参加していいのかな」と不安が大きかったのが正直な気持ちです。でも、これまでの知識を確かめつつ、新しい知識を増やすいい機会だと思い、思い切って参加することにしました。

実際に参加してみると、初心者向けのカリキュラムだったので全くの未経験でもわかりやすく、思っていたよりもスムーズに研修を受けることができました。 

半導体製造プロセス体験型研修の様子

研修はマンツーマン形式で、クリーンルームに入り、電極形成工程の見学や、レーザー測定器、SEMなどを使った作業の体験をおこないました。講師の方も経験豊富で、半導体業界に限らず、エンジニアなら当たり前に知っている専門用語など、モノづくり業界に関して色々と教えてもらえたのも、ありがたかったですね。今まで自分の携わっていた業務が、どの工程で、どう社会のためになっているのか、全体像を知れたことが一番の収穫でした。


半導体製造装置部品のバイヤー業務に挑戦!

研修を経て、2023年3月から大手半導体製造装置メーカーで原材料や部材などの調達・納期管理(バイヤー業務)をおこなっています。体験しながら研修を通して学んだことで、1社目で扱っていた部品がどこに使われているのかなど、点と点が少しずつ繋がるようになりました。研修がすべて今の業務に直結するわけではないですが、自分の仕事が明確になったことで、仕事の意味や目的がわかるようになり、やりがいにもつながっています。

一方で、納期やコストなどの交渉は経験が武器になる仕事。経験不足を痛感し、歯がゆい思いをすることもあります。でも、交渉のために準備したものを採用してもらえたり、入社当初はうまく対応できなかったことが知らない間にできるようになっていたり、自身の成長も実感しています。経験を積めば積むほど、事前の準備の幅や奥深さも広がると思うので、引き続き経験を積むとともに、eラーニングや社内研修なども駆使しながら学んでいきたいです。


今の目標は一人前のバイヤーになること

正直、私は受け身なタイプなので、「絶対にこうなりたい!」というような、人に言えるような目標はありません。でも、目の前のチャンスは前向きに受け止めてきたつもりだし、今の環境で一人前になりたいと常に思っています。今の目標は、自信を持って「バイヤーが仕事」と言えるようになることです。
 
一歩踏み出すことに悩んでいる方がいれば、未経験の仕事でも、あまり堅いイメージを持たずに飛び込んでみてもいいんじゃないかなと思います。飛び込んだ先で、目の前の仕事に着実に向き合う中で、見えてくることもあると思うし、真剣に働いていれば意外と楽しいものです。

自分だけでは難しくても、相談できる環境があれば、きっと道が広がるはず。そういった意味では、派遣エンジニアとして働くことで、相談しながらさまざまな学習制度を活用し、キャリアを積めた私はラッキーだったかもしれません。今後も目の前の仕事に真剣に、自分のやるべきことに取り組んでいきたいと思います。


※所属や肩書は取材当時のものです。


\お読みいただき、ありがとうございました!/

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