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【ビジネススキル】感じのいい人の伝え方「DESC法」

一人ひとりが「働く」について考えるための“ヒント”になるような動画を配信している、スタッフサービスグループ公式YouTubeチャンネル「チャンスを。チャンネル」から、仕事に役立つヒントをお届け!

今回は、言いにくいことでもスマートに伝えられる「感じのいい人の伝え方」をご紹介します。

「遠慮しながら話すと、悩みがうまく解決できない…」
「単刀直入に言うと嫌われるのではないか…」

こんな風に職場で思ったことはないでしょうか。 
何かを相談したり注意したりするときに、不安になることもありますよね。 

そんな時におすすめの話法が、”DESC法”です。
相手の感情に配慮した話し方をすれば、言いにくいことも、爽やかに伝えることができます。
 
早速、どんな話法か説明します。

DESC法を使ってみよう

DESC法は、DescribeExplainSuggestChooseの頭文字を取っており、上から下に流れるように話していく話法です。
 
流れは以下の通りです。
・Describe:描写(事実を描写する)
・Explain:説明(自分なりの意見を示す)
・Suggest:提案(説明を受けて提案する)
・Choose:選択(選択を相手にしてもらう)
 
こんな場面で例を挙げてみましょう。

担当業務量が増え、残業が増えたAさん。
何とか減らしたいと思い、課長に相談しようと思っています。
でも、みんな忙しく、自分だけ相談するのどうかと不安になっています。

言いづらいと思う場面こそ、DESC法で相談してみましょう。

A:課長、少しよろしいでしょうか?
課長:どうしたの、Aさん。
A:実は、最近残業が増えてまして、1日当たり大体2~3時間かかっているんです。多くなっている仕事は●●と▲▲です。(Describe:描写
課長:そうなんだね。
A:私自身は、工夫すればいけるかなと思ってやってきたんですが、実際やってみるとやはりオーバーしてしまい、お客様にも迷惑かけてしまうんじゃないかなと思ってるんです。もっと効率的に仕事をしないといけないと思ってるんですが…(Explain:説明
課長:工夫しているけど、現状はオーバーしてしまっているんだね。
A:はい。そこでご相談なんですが、何とか残業を減らしたいと思ってます。ご相談に乗っていただけないでしょうか?(Suggest:提案
もちろん皆さんも頑張ってらっしゃるので私だけがこんなこと言うのはどうかとは思ってるんですが、課長にご相談するしかないかなと思っています。ご相談させていただけないでしょうか?(Choose:選択

いかがでしょうか。

言いづらいからといって、我慢をしたり遠慮したりして良いことは、ビジネスでは何もありません。
早く相談をした方が、小さなうちに解決できることも多いです。
 

このDESC法は、いろいろシーンで使えます。
例えば、部下に注意を促すときも活用することが可能です。

課長:Aさんちょっといい?会議始まる時いつも遅れてるよね。(Describe:描写
A:すみません。
課長:もちろん事情があると思う。ただ、他の人のやる気をそぐ可能性もあるかなと思ってるんだよね。(Explain:説明
そこでAさんにお願いなんだれど、5分前に来てもらいたいと思うんだけど、どうかな。(Suggest:提案
A:はい
課長:もちろん、Aさんの考えもあるのでそれを教えてほしいと思うけど、どうかな。(Choose:選択


今回は、「言いにくいことでもスマートに伝えられる 感じのいい人の伝え方」として、DESC法をご紹介しました。
 
遠慮せず、相手の感情に配慮してDESC法で伝えれば、人間関係の悩みや仕事の悩みが解決できるかもしれません。

ぜひ覚えて使ってみてくださいね!

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