#11月のオー人事〜ペーパーレスと、ボージョレと、仕事でもいいね!と言われたい私〜
秋らしく過ごしやすい日が続いた11月。11月……11月!?
そう、もう11月も終わり、年の瀬に差し掛かろうとしています。
「ちょっと前まで暑かったのに!」「いやいや、つい最近まで春だった気が……」「まだ正月ボケも治ってないのに!」などと、まあ、去年の今頃も同じようなことを言っていた気がします。
さあ今月のオー人事、さっそく振り返ってみましょう。
フリーアドレスになったら居場所がなくなった。
リモートワークの普及が進んだ結果、オフィスを縮小してフリーアドレスを採用する企業が増えているようです。
フリーアドレスの初日は、大学生の頃を思い出しました。
小中高と、決められた席に座ることが当たり前だった学校生活から一転、大学生になると広い教室のたくさんの席の中から、自分が座る席を自分で選ぶ。
自由に選べる開放感と同時に、不安や、落ち着かない気持ちを抱いた人も少なくないのでは。学校でも、職場でも、たかが座る席ひとつで、こんなにも感情を揺さぶられてしまう。フリーアドレスの話題をきっかけに、そんな人間の心の不思議について考えました。
職場のトイレがペーパーレス
会議の前に人数分の資料をコピーして配ったり、分厚い報告書や提案書を印刷して提出したり、連絡事項を紙に書いて掲示したり、以前は当たり前だった職場の「紙」をめぐる作業が、最近ずいぶん減ってきたような気がします。
みなさんの職場でも、多かれ少なかれ、何らかのペーパーレスに着手されていることだと思いますが、行きすぎたペーパーレスに困っていたりしませんか。
例えば……
オフィスにおけるペーパーレス化とは、電子化したデータを活用することで紙の使用を削減すること。
電子でお尻は拭けません。
電子化を伴わないペーパーレスはペーパーレスとは呼べませんからどんどん指摘していきましょう。
苦労して入社した会社に苦労して出社しています。
履歴書の提出、書類選考、採用面接、仕事や職種によっては、事前に資格を取得したり、筆記試験の勉強をしたり、そんな就職活動のさまざまな苦労を受け入れられるのは、ひとえに、入社さえすれば困難から解放されるという希望から。
けれどいざ入社してみると、朝起きるのがつらい、職場が遠い、通勤電車がしんどい、暑い、寒い、眠い…と、引き続きさまざまな苦労を抱えながら毎日出社している。
「若いときの苦労は買ってでもせよ」とは言いますが、苦労を苦労で買うなんて、なんだか変な話ですね。
ボージョレヌーボーの出来みたいに言葉で飾った業績報告。
毎年11月の第3木曜日に解禁されるボージョレヌーボー。
解禁日が近づくと話題に上がるのが、その年のボージョレヌーボーの出来を表現したキャッチコピーです。
などなど、ワインの味は具体的な数値で表すのが難しい、だからソムリエのような豊かな表現力で、そのおいしさを伝えたい。
そんな、生産者や販売元の方々の苦労が感じられます。
職場における業績報告でも、具体的な数値で表すのが難しい場面では、ボージョレヌーボーの表現力を借りて、難局を乗り切りたいものです。
つらい仕事も前向きに取り組んでいるみなさんに、乾杯!
仕事でも「いいね!」と言われたい。
SNSではたくさん「いいね!」をもらえるのに、仕事ではなかなか「いいね!」と言ってもらえない方は、SNSの工夫を仕事に持ち込んでみてはいかがでしょうか。
例えば、
ハッシュタグをつけて投稿に注目を集めるように、とにかく人目につく場所で仕事をする。
例えば、
こちらから周囲の仕事に対して頻繁に「いいね!」したりコメントをしたりして、お返しの「いいね!」をもらう。
例えば、
自作自演で自分に「いいね!」する。
……いかがでしょうか。正直あんまり嬉しくないですね。
スタッフサービスグループは、すべての働く皆さんに「いいね!」を贈りたいと思います。
長らく昭和スタイルだったうちの会社がようやく平成っぽくなってきました。
働き方についての意識が日々アップデートされ、昭和スタイルを脱する職場が当たり前になってきましたが、早いもので、年が明けるともう令和も5年。
いつまでも平成な気分ではいられません。
昭和スタイルの働き方というと何となくイメージが浮かびますが、過去のものになろうとしている平成スタイルの働き方って、どんなものでしょうか?
例えば「大事な話は対面で」という考え方。
リモート会議が当たり前になって、対面の定義が変わろうとしている現代にはそぐわないでしょう。
「メールだけじゃなく、ちゃんと電話で確認」
みたいな考え方も、ありとあらゆるツールや通信手段を駆使する現代人にとっては、もはやメール自体が古いと感じられるかもしれません。
会社の近くに住むのが当たり前、
スーツやネクタイが当たり前、
ひとつの職場で働くのが当たり前、
今まで当たり前だと思っていた働き方が、ダイナミックに変わっていく令和時代。
次はどんな「当たり前」が変化を迎えるのでしょうか。
スタッフサービスグループは、こういった「オー人事」なできごとを言葉にしてみんなで共有し、みんなで笑い、みんなで怒り、そしてときどき反省し、お仕事にまつわるいろんな課題を可視化することで、日本中の職場が、ほんの少しずつでも居心地の良い場所になればよいな、と考えています。
スタッフサービスグループは、『誰もがより良い「働く」に出会える社会』を目指します!
……以上、「11月のオー人事」振り返りでした。
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