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#6月の「オー人事」

大きな声では言えないけれど、働くみなさんが日々の仕事の中で感じる違和感やモヤモヤを、付箋ふせんに書いてそっとお届けしているInstagram企画「#今週のオー人事」。

少し遅めに始まった梅雨が、あっという間に過ぎていった6月も、実に多彩なオー人事がありました。 さっそく振り返ってみましょう。



長すぎるリモート会議の間に、家族が昼食と、夕食を食べ終えた。

 
日本の会社の多くは、会議の時間が長すぎる、あるいは目的の曖昧あいまいなムダな会議が多い、と以前からよく指摘されていました。

けれど、自分のデスクに座っていても、会議室にいても、いずれにせよずっと会社にいるのだからと、以前はそれほど気にしていなかったような気がします。

それがリモート会議になって家庭と隣り合わせになった途端、

「会議では何も決まらなかったけど、その間に母が掃除と洗濯と買い物を終えていた」
「会議では何も学びがなかったけど、子供たちは塾でしっかり勉強して帰ってきた」
「会議では何も心に残らなかったけど、その間に夫が映画を観終えて感動していた」

という具合に、無為むいに過ぎていった時間が相対化され、ああなんてもったいない時間を過ごしてしまったんだ、という後悔に襲われるのです。

 ……いつまでも終わらないリモート会議、そろそろ空腹も限界だと思ったら、そっとマイクをお腹に近づけて、鳴り響くお腹の音で上司の発言をさえぎってみるのはいかがでしょうか?

意外とみんなも、会議終了のきっかけを探していたりするかもしれません。


梅雨前線ぐらい仕事が停滞している。


今年の梅雨前線はあまり長く停滞しませんでしたが、梅雨明け後に雨が続いた地方もあり、「戻り梅雨」と言われたりしました。

職場でも、一向に進まない停滞した仕事がやっと一段落ついたと思ったら、上司から差し戻されてまたやり直し、これはまさに戻り梅雨です。

他にも、

・梅雨入りの前触れのように降る雨、「走り梅雨
・梅雨明け前の激しく降る雨、「送り梅雨
・ほとんど雨が降らない「空梅雨
・梅雨の間の晴れ間、「梅雨晴れ

など梅雨に関する言葉はどれも、仕事でもそういう展開って、しばしばあるなあ、と思わせるものばかり。

 あなたがかかえる停滞中の仕事は、どんな空模様ですか?


喫煙所でしか見かけない部長がいる。


平成30年の改正健康増進法成立以降、職場でも禁煙や分煙の取り組みが進みました。

かつてはタバコを吸いながら上司にアドバイスをもらったり、会話の中から新しい仕事のアイデアが生まれたり、部署をまたいだ人脈が広がったりと、喫煙所が社内コミュニケーションの一翼いちよくを担う側面もあったのかもしれません。

喫煙所でしか見かけない部長、とはすなわち、喫煙所に行かない人は会うことがない部長です。

タバコに代わる、新しいコミュニケーションツールが求められているのかも? 


人材不足による兼務を「二刀流」と言い出した。

 
二刀流とは、メジャーリーガー大谷 翔平選手の例を挙げるまでもなく、才能ある人が努力の末に自ら決断して挑戦するものであって、間違っても適当な上司が「おっ!お前明日から二刀流な!」などと部下に押し付けるたぐいのものではありませんよね。

そんな無茶を強要する上司や職場に送る言葉は

虻蜂あぶはち取らず」
「一も取らず二も取らず」
「花も折らず実も取らず」
二兎にとを追う者は一兎いっとをも得ず」
「If you run after two hares you will catch neither.」

と、挙げはじめたらキリがありません。 

似たようなことわざの多さが、そのまま二刀流の難しさを物語っているようです。

こちらの二刀流のお話も映像化されています。
ぜひ一度ご覧ください。


スタッフサービスグループは、こういった「オー人事」なできごとを言葉にしてみんなで共有し、みんなで笑い、みんなで怒り、そしてときどき反省し、お仕事にまつわるいろんな課題を可視化することで、日本中の職場が、ほんの少しずつでも居心地の良い場所になればよいな、と考えています。

スタッフサービスグループは、『誰もがより良い「働く」に出会える社会』を目指します!

……以上、「6月のオー人事」振り返りでした。


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