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60歳以上の方の「働き方の選択肢」

60歳を過ぎても、働き続けたいと希望する人が年々増加しています。内閣府がおこなったシニアに関する調査では全体の6割が70歳以上まで収入を得ながら働きたいと回答しました。

今回は、どのような働き方の選択肢があるのか、さまざまな雇用形態についてご紹介します。


就労意欲の変化は?

60歳を超えても働き続けたいという人は年々増加していますが、働きたい理由はひとつではありません。これまで培ってきた経験を生かしたい方、趣味と両立したい方、新しいことに挑戦したい方、社会とつながりを持ちたい方、家計のために働きたい方、などさまざまです。

調査によると、家計のために働く人も年々増えており、65歳以上の方のうち約3割が「家計に不安」と回答しています。収入を求めてお仕事を探す方も増えていそうです。


60歳からの「働き方の選択肢」は?

60歳からの働き方の選択肢は、大きく分けて「再雇用」と「再就職」があります。それぞれのメリットや注意点を確認しましょう。

「再雇用」とは

「再雇用」とは、それまで勤めていた会社を定年退職した後に、再び同じ企業(子会社・グループ会社を含む)で雇用されることです。

▼メリット
・これまで培ってきた知識や経験を生かして活躍できること
・自分で新たな就業先を探す必要がないこと
 
▼注意点
・これまでと同じ業務であっても、待遇を含めた就業条件や立場が変わる可能性があること

「再就職」とは

それまで勤務していた会社を退職し、新たな就業先で働き始めることです。「再就職」の際の雇用形態は、「パート・アルバイト」「派遣」「業務委託」などが一般的です。

▼メリット
・収入や勤務時間など自分の希望に合わせて新しい環境でチャレンジができること
 
▼注意点
・新たな就職先が必ず見つかるとは限らないこと
・1から仕事を覚えることに苦労する可能性があること


雇用形態の違い

「再就職」の際に一般的な雇用形態「アルバイト」「派遣」「業務委託」には、細かな違いがあります。それぞれ確認してみましょう。

まず、「アルバイト」と「業務委託」の大きな違いは報酬面です。「アルバイト」は働いた時間に応じてあらかじめ定められた給与(時給や日給)を受け取りますが、「業務委託」は業務の遂行や成果物の納品に対して報酬を受け取ります。

派遣での働き方とは

「派遣」は派遣会社が雇用主となり、給料の支払いや社会保険の適用は派遣会社から受けます。一方、業務の指示は派遣先から受けながら働く雇用形態です。

働く前に、希望の業務内容はもちろん、就業時間や通勤時間など、派遣会社に相談しながらマッチングをおこない、就業が始まってからも定期的な就業フォローがあることが大きな特徴です。


どのような経験を生かして働ける?

シニアの方が派遣で生かせる経験は、大きく2つあります。

1つ目は、”これまでのキャリアで得たスキルや専門性を生かす働き方”です。事務職やエンジニア職など、専門性の高い職種・業種の経験がある方は、これまでの経験に近いお仕事で活躍しているケースが多いです。この場合、専門的な資格やビジネススキルなどを生かしながら働くため、月収も高い傾向にあります。

2つ目は、”これまでの人生や生活で培った知識と経験を生かす働き方”です。

会社に勤めた経験が少ないと、仕事に活かせるスキルがないのではないかと考える方が多いですが、家事や育児、生活の知恵など人生経験そのものが仕事に活かせる場面は多くあります。どのような経験が生かせるのか不安な方も、派遣会社が就業に生かせるスキルの棚卸しのサポートをおこないます。


実際に働いている方にはどんな方がいるの?

スタッフサービスグループでは、60歳以上の方が5,000人以上が派遣スタッフとして就業しています(2024年3月時点)。

働いている方のストーリー


いかがでしたでしょうか。スタッフサービスグループでは、就業日数・時間帯や通勤時間、希望のお仕事内容など、しっかりと受け止めて派遣先とマッチングを進めています。未経験からのチャレンジや、専門性を生かす働き方まで、幅広くご相談が可能です。

ぜひ、60歳以上の働き方の選択肢のひとつとして、考えてみてはいかがでしょうか。


\お読みいただき、ありがとうございました!/


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