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データでわかる!今の「働く」

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データや調査から、”今の「働く」”を知ることができます。
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60歳以上のシニアが就労する理由は金銭面に加え、健康面や社会とのつながりの声が

日本全国で進む高齢化。総務省が2022年4月に公表した労働の中心的な担い手となる15~64歳の生産年齢人口の割合は、1950年以来で最低を記録しました。高齢化の現実を踏まえ、これからの日本が持続可能な社会を実現するには、高齢者の活躍が必要不可欠です。 当事者である60歳以上のシニアも、年を重ねても働き続けたいと考える人が増えています。その要因は、定年年齢の引き上げなど社会からの要請もありますが、当事者である高齢者の意識が変わっているのも大きな理由の一つです。 スタッフサー

コロナ禍で収入増への関心が高まった女性は6割以上、収入増に向けては20~30代の若年層が興味を示す

コロナ禍は働き方や仕事に対して大きな変化をもたらしました。さまざまな理由から収入増への関心が高まった方が多く、「リスキリング(学び直し)」という言葉もいたるところで耳にするようになりました。 リスキリングが注目を集める背景には、「コロナ禍で急激に進んだITやDX等を支える産業構造の変化により、人材不足が加速している」ことや、「働く個人のキャリア観の変化」などが挙げられます。特に働く個人はコロナ禍を経て約6割が自身の将来のキャリアや収入について見つめなおしたという調査結果もあ

共働き夫婦の育休取得に関する実態調査

2022年の法改正では、子どもが生まれる男性従業員に対して企業が育休制度の説明と取得促進をすることが義務化。同年10月からは「産後パパ育休(出生時育児休業)」も新設されました。女性就労者の増加とともに、男性の育休取得に関する法整備が整備され、共働き夫婦が増えています。 スタッフサービスグループでは、実際に育休を取得・体験をした立場の社員を対象とすることでリアルな意見を探るべく、「育児休業」をテーマした意識調査をおこないました。 共働き夫婦の育休取得に関する実態調査1.育休