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スタッフサービス・クラウドワークが「テレワークトップランナー2023 総務大臣賞」を受賞しました!

重度身体障がい者の在宅就労を推進する株式会社スタッフサービス・クラウドワーク(以下、SSCW)が、総務省が主催する「テレワークトップランナー2023」にて、「テレワークトップランナー2023 総務大臣賞」 を受賞しました!

この賞は、テレワークの活用が広がった現状を踏まえ、テレワークの制度導入や十分な活用実績に留まらず、テレワークの活用による経営効果の発揮、テレワーク時のコミュニケーション面の課題解決、地域産業の活性化や地域情報化の推進等の地域課題解決への寄与につながる取り組みについて、その内容が優れている企業・団体を表彰するものです。

今回は、「テレワークトップランナー2023 総務大臣賞」として当社を含め6団体が選定されました。

▲表彰状授与の様子
写真右:スタッフサービス・クラウドワーク 代表取締役社長 曽根徹哉
写真左:総務省政務官 小森卓郎 様

\ SSCWが受賞に至ったポイント /
・障がい特性により、通勤の難しい454人の重度身体障がい者の雇用創出。
(※申請当時の社員数)
・入社1年目の定着率が97.3%。
・入社後、配属前2ヶ月間のコミュニケーション研修を実施する他、自主性を重んじた1日3回の定時ミーティングにより、社員による主体的なチーム運営を実現。


■SSCWってどんな会社?

▲SSCWについて紹介している様子

SSCWは、通勤が困難な重度身体障がい者を対象とした在宅就労事業会社として、全国にて人材総合サービスを展開するスタッフサービスグループの事務処理サービスおよびそれに付帯する支援事業をおこなっています。

コロナ禍で一気に普及したテレワークですが、SSCWでは重度身体障がい者の雇用拡大の一つとして、2016年1月から福岡県でスタートし、現在では1道2府34県にて480人(23年11月1日現在)の従業員が完全テレワークで働いています。

また、厚労省が発表した2022年の「障害者雇用状況(6月1日時点)」(※1)では、民間企業で働く障がい者数は前年比2.7%増の約61万人となりました。働く障がい者が増加する一方、職場での活躍と定着も重視されています。

SSCW従業員の職場定着率は 97.3%(23年6月)と、一般企業の入社1年後の身体障がい者の定着率60.8%(※2)に対し、非常に高い水準であることも特徴です。

(※1)「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29949.html
(※2)独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
「障害者職業総合センター一般企業への就職後の障害別職場定着状況」より(17年4月)  

今後もテレワーク就労の可能性を追求し、取り組みを拡大しながら、社会や仲間とつながり活き活きと働ける環境を拡げていきます。


■「テレワークトップランナー2023 総務大臣賞」とは?

総務省ではこれまで、テレワークの普及促進のため、テレワークの導入・活用を進め、十分な実績や優れた取組を実施している企業・団体を選定、公表してきました。

本年は、テレワークの活用が広がった現状を踏まえ、テレワークの制度導入や十分な活用実績に留まらず、テレワークの活用による経営効果の発揮、テレワーク時のコミュニケーション面の課題解決、地域産業の活性化や地域情報化の推進等の地域課題解決への寄与につながる取組を実施しており、その内容が優れている企業・団体を「テレワークトップランナー2023」として選定・公表し、その中から特に優れた取組を「テレワークトップランナー2023 総務大臣賞」として表彰します。

【参考】
総務省 報道資料「『テレワークトップランナー2023 総務大臣賞』等の公表」(2023年10月31日発表)


■喜びのコメント

スタッフサービス・クラウドワーク
エリア統括部 ゼネラルマネージャー
酒本 速男(さかもと はやを)

この度の「テレワークトップランナー2023 総務大臣賞」受賞を大変嬉しく、光栄に思っております。

私たちは障がい者就労を進める中で、一人ひとりの通勤事情、職場施設の状況など本人の能力以外のことで働く機会を左右しないですむ方法はないかと検討し、テレワークに行きつきました。

2016年1月に入社した8人の在宅社員から始まりましたが、コロナ禍でも採用を続け、現在は480人(2023年11月1日現在)までその規模を拡げることができました。これは通勤という体への負担をなくしただけではなく、個々に工夫が凝らされている住み慣れた自宅を職場にすることで、個人の力を働くことに注力できている結果だと考えています。テレワークを活用して就労環境が整えば、働くことを諦めていた方々の可能性もさらに拡がっていくと実感しています。

私たちは就労機会の提供だけではなく、社会や仲間との繋がりを実感できる職場づくりにも注力しています。テレワークの課題として孤独感が挙げられますが、チームとしての協働を推し進めることで自宅にいながらも仲間との連帯感が醸成され、安心して働ける職場環境となっている点が特徴です。

重度身体障がい者の就労は少しずつ拡がってきていますが、まだまだ社会で働くチャンスは少ないと感じています。雇用の質を高めながら、仕事を通して社会・仲間と繋がりイキイキと働ける職場をつくれるよう、テレワークの可能性を追求し、拡大していきたいと考えています。 


\お読みいただき、ありがとうございました!/

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