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エンジニア未経験者の「夢への挑戦」と「キャリア形成」を全力でサポート

「いつからでも、どこにいても、誰もがより良い『働く』に出会える社会へ」という、スタッフサービスグループのVision

この記事では、私たちスタッフサービスグループがどのような想いでカスタマーや派遣先に向き合っているかについて紹介します。

今回は、エンジニアの派遣をおこなうスタッフサービス・エンジニアリング(以下、SSE)で営業担当として活躍する松原 一馬(まつばら・かずま)に話を聞きました。

松原 一馬(まつばら・かずま)
スタッフサービス・エンジニアリング 北関東ブロック 水戸テクニカルセンター

エンジニアとしての経験を活かして、未経験者のキャリアイメージを明確化

松原さんは2016年SSEに中途入社されていますが、入社のきっかけは?

松原:SSEに入社する以前は、6年間ほど自動車などの輸送機系の会社でエンジンの設計に携わっていたエンジニアでした。採用など人事の仕事にも携わるようになったことをきっかけに、人材の仕事に興味を持つように。

さまざまな会社を見ていくなかで、自身のキャリアにゆかりのあるエンジニアという職種に特化した人材サービスをおこなっているSSEに入社を決めました。

エンジニアからガラリと変わり、SSEの営業として働き始めてから戸惑ったことや苦労したことなどはありましたか?

松原:まず、「こんなにもエンジニア経験者が少ないのか!」と驚きましたね。SSEに応募にいらっしゃる方は約半数がエンジニア未経験で、20〜30代半ばが中心。エンジニアを目指しているもののエンジニアという仕事の具体的なイメージがなかったり、明確なキャリアイメージまでは描けていない方が多く、はじめはどのように向き合うべきなのか戸惑いました。

エンジニアとしてのキャリアイメージを明確に持っていない方に対して、どのようなアプローチをしていますか?

松原:私自身もエンジニアだったということがSSEの営業をするうえで強みになっていると感じています。 より具体的なイメージを持ってもらえるよう自分がエンジニアとして働いていたときの経験談を交えながら、「どのような資格を取得したらいいか」、「どのような実務経験を積んでいけばいいか」、「そうすればどういったキャリアを描けるか」など、道筋を伝えるようにしています。

しかし、口頭で説明しているだけでは未経験の方にはなかなかイメージが掴みにくいのか、はじめはがんばることができても継続が難しいというエンジニアも多かった。そこで、かつてSSEで就業しており派遣から正社員へのキャリアアップを実現した、とあるエンジニアのキャリアステップをまとめたシートを用いて説明するようになりました。

「IT未経験から独学で資格の取得を進め、5年かけて夢を叶えた方は、最初この資格取得から始めています。なので、まずはここから勉強をスタートしましょう」と踏み出す一歩を提案する事から始めています。

エンジニアとしてのキャリアを可視化させたことで、まずは「ゴールをどこにするのか」そしてそのために「これから何を勉強していくのか」など、どのようにステップアップしていけるのかというキャリア形成のイメージがしやすくなり、自分でキャリアプランを立てて実行してもらえることも増えましたね。

対クライアントにおいて、松原さんが心がけていることや、こだわっていることについて教えてください。

松原:クライアントが求める人物を紹介したいと思っても、実際は希望通りの方はなかなか見つかりません。そういった状況を踏まえ、クライアントの人手不足を解消するためには、経験が少ない/ない方の成長を支援していかなければならないと伝えています。

そのなかで、私は仕事をするうえでは、コミュニケーションが一番大事だと思っています。クライアントには「日々の業務に関するやり取りや、開発とサービス現場の間をつなぐコミュニケーション力も大事なポイントですよ」などと提案したうえで、スキル要件のすり合わせなどをおこなうようにしています。

「夢への挑戦」をサポートする存在になりたい

多くの方の就業サポートをされていると思いますが、松原さんにとって印象に残っているエピソードはありますか?

松原:入社後半年ほどで引き継いだクライアントへの挨拶に行った際、担当者から開口一番に「人材派遣の営業として、一番大事なものって何やと思う?」と問われたことがありました。うまく答えられずにいると、「人材派遣の営業は、就業している派遣スタッフができるだけ仕事をしやすくするために状況をヒアリングして、それをわれわれにしっかりと報告することだと思う。だから、定期的に面談に来てほしい」と言われました。

クライアントの希望に応えるために、就業しているエンジニアに会いに車で片道1時間半かけて通い続けました。通い続けるなかで、いまの仕事で不安な点がないか、進めにくいことはないかというヒアリングだけでなく、エンジニア本人が本当に実現したいキャリアプランを聞くことを大切にしました。

その会社で就業していたのは、自動車に携わりたいという夢のために、SSEで仕事をしながら資格取得の勉強に励むエンジニアでした。実務者でも取得が難しいと言われている資格にチャレンジするタイミングで、そのエンジニアから「試験に合格したら、その資格が活かせる就業先に配属先の変更をさせてほしい」と言われました。私は絶対にその約束を守ることを誓い、クライアントにもその旨を伝えると、「ぜひ、そのエンジニアの夢をかなえてあげてほしい」と、背中を押してくれました。

そして、見事試験に合格したので、私は新たな就業先を探すために奔走し、かねてから希望していた自動車メーカーの子会社での就業が決まりました。それから1年後には直接雇用となり、その方は自分の夢をかなえたのです。

人づてに、「その方が『今までの自分のキャリアを振り返ったなかで、松原さんはなくてはならない存在でした』と言っていたよ」と聞いたときは、とても嬉しかったですね。その方の絶対的な味方であることで夢の実現をサポートすることができたのかな、と思います。

最後に、松原さんにとって「より良い『働く』」とは?

松原:「自分の力で、自分の人生を歩めるようになること」ですかね。

SSEでは未経験の方が多いので、経験がないために自分でキャリアを描けない人がまだまだ多い。だからこそ、自分のキャリアプランが明確になり、それに向かって人生を歩めるようになることが、「より良い『働く』」につながるのかな、と。

これからも、未経験のエンジニアがたくさんの選択肢のなかから自分のキャリアを見つけ出し、独り立ちできるように伴走していきたい。キャリア、技術的な要素だけでなく、コミュニケーションにおいても寄り添えるようになりたいですね。

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